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今日も暑いです。 すでに9月も中旬だというのにこの暑さ…辛いです。 先日12日は中秋の名月でしたね。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、中秋の名月は必ずしも満月になるとは限らないそうです。 しかし今年は6年ぶりに中秋の名月の日と満月が重なった貴重な年。 仕事帰りにふと空を見上げると、とっても大きく白く光っている月が浮かんでいました。 お団子を用意していなかったので、部屋の窓を開け放して一人ビールをちびちびと飲みながら月見酒…なんとも気持ち良いものでした。 さて、昨日はパナソニックの汐留ミュージアムで開催中の「濱田庄司スタイル」へ行ってきました。 ![]() この展覧会は、「モダニスト」としての濱田庄司にスポットを当てたもの。 「濱田庄司とイギリス」「濱田庄司のモダニズム」「濱田家の食卓」の3セクションで構成されています。 濱田の作品だけでなく、彼がインスパイアされ収集していたスリップウェアをはじめとする世界各国の工芸品や、濱田が愛用していた服、家具などの日用品も展示。当時の濱田家の食卓が再現されていたり、チャールズ・イームズから直接譲り受けたラウンジチェアが展示されていたりと、これまでにない新鮮な内容です。 また、夫人や息子に宛てた手紙も紹介されていて、濱田の人柄が垣間見えるような気持ちになりました。 決して広くはない展示スペースと量ですが、洗練されていて、とても新鮮な濱田庄司展です。 濱田ファンとしては、彼の暮らしぶりが垣間見れたことが嬉しくてたまりません。 実は昨日が2回目の訪問。それほど魅力的なもので溢れていました。 会期は今月25日まで。 まだ行かれてない方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。お薦めです。 (高見沢)
あっという間に9月になってしまいましたね。時間の経過の早さに愕然としているアシスタント高見沢です。 ここのところ、日中は変わらず30度以上まで気温が上がり暑苦しいですが、 朝晩はすっかり涼しくなり、虫の鳴く声も聞こえてきたりして秋の訪れを感じます。 最近は木陰に入ると時折涼しい風が吹いてきて、なんとも気持ちいいんですよね。 個人的には、すさまじく汗かきなので早いところ秋になってほしいと切に願っています。 暑さで食欲がなくなる時期も過ぎて美味しいものが出回ってくる季節ですし、本当に大好きな季節です。 さて、先日火曜日のことですが、 東京民藝協会による勉強会があり、小川町のTEORIYAさんへ行ってきました。 今回は神奈川・愛川町中津で箒の製造、販売をしている「市民蔵常右衛門」さんのスタッフ・吉田慎司さんを迎えて、中津箒の歴史、作り方、現状などのお話を伺いました。 中津箒は明治維新のころ柳川常右衛門によって中津村へと広められ、大正期から昭和20年までの間に急速に発展、村の一大産業となります。ほとんどの農家が夏場、小麦を収穫した後の畑に箒草を栽培し、男性は箒作り、女性や子どもは内職として糸を編んだり綴じつけたりといった「アミ・トジ」という飾り付けを行い、箒産業に関わっていたそうです。 しかし戦後に入ると、原料や箒自体の安価での輸入、機械生産の拡大や電気掃除機の普及などによって箒産業は大きなダメージを受け、衰退していってしまいます。 そこで市民蔵常右衛門さんでは、かつての箒作りを復活させるために原料である箒モロコシ(ホウキグサ)の無農薬栽培を進めたり、多数イベントへの出展や企画、販売などによって箒文化の復興を試みていらっしゃいます。 勉強会には、大小さまざまな中津箒を持参してくださいました。 ![]() 掌サイズのものから柄の長いものまで。 手にしっくり馴染みます。 ![]() 「生活の中に入っていけて、使える道具を作っていく。それだけを目指しています。」 という吉田さんの言葉がとても印象的でした。 現在、東京・松坂屋上野店の「日本の職人展」で中津箒の展示が行われています。 会期は今月13日まで。東北地方の応援特集もあるようです。 日本の職人の手仕事、ぜひ実際に触れて感じてみて下さい。 (高見沢)
お久しぶりです。 昨日までお盆休みをいただいていました、アシスタントの高見沢です。 休み中は実家の山梨に戻り、山に登ったり散歩したりと自然の中でゆっくりとした時間を過ごしました。 みなさんはどのようなお盆を過ごされましたか? そういえば、前回のブログで体調を崩していたと書きましたが、それはオーナーでなくアシスタントの私のことです。誰がブログを書いたのか記していなかったので、オーナーが体調を崩したのかと誤解を招いてしまったようです。申し訳ありません。 さて、今日は少し遅くなってしまいましたがアートフェア東京2011のご報告です。 私たちギャラリー・セントアイヴスにとっては初めての出展となる今回。準備の段階から何もかもが初めてで、いろいろとトラブルはありましたが、無事に4日間の会期を終えることができました。 ![]() 会場となった国際フォーラム。スタッフ+助っ人のみなさんに手伝っていただき、汗だくでブース設営を行いました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 本当にたくさんの方とお話をすることができました。イギリス陶芸はまだまだみなさんにとって馴染みの薄いもののようでしたが、興味を持っていただけた方が多かったように感じます。 我々スタッフも、もっともっと多くの人にイギリス陶芸の魅力を伝えていかなければいけないなあと身を以て実感した4日間でした。 私自身、お客様から気付かされる事も多く、さらに陶芸に関しての知識を深めていかなければならないと感じています。休憩中にちらっとアートフェアの会場を回りましたが、どこもとても個性的で趣向を凝らしていました。現代アート、絵画、工芸、どのエリアも雰囲気が違い、それぞれに活気があって見ているだけで心が弾みます。こうやって100を超える画廊を一度に見るというのも、なかなか良いですね。 現在、ギャラリーでは常設展として、このアートフェアに出展した作品を中心に展示しております。 見逃してしまった方、あの作品が気になる、もう一度見たい!という方、ぜひ、お店へ足を運んでみてください。 お待ちしております。 (高見沢)
とうとう梅雨が明けましたね。 毎日毎日、本当にうだるような暑さです。 私事なのですが、実は6月の後半に体調を崩し、少しお休みをいただいておりました。 その間、担当医の方からの指示で毎日水分を2リットル。そりゃあもうガブガブと飲みました。 その名残か、今でも無意識に1日1リットル以上は軽く水分を摂っています。 それでも汗となってどんどんと出ていってしまうので、足りないくらいなのかもしれませんね、、 ちなみに、体調は完全に回復しました!やはり健康が一番、です。 さて、今日は過去の展覧会レポート最終回。 5月後半から1週間強開催していた、『スティーブ・トゥーティル展』のご報告です。 スティーブさんはイギリス・ボルトン生まれ。 1984年に東京・聖心インターナショナルスクールの陶芸科教師として来日し、現在は同スクールの総合芸術科科長として勤める傍ら作陶に励まれていらっしゃいます。 ここGallery St.Ivesでは第3回目となる個展。 毎回異なったテーマを掲げて展示されていらっしゃるのですが、 今回は『Aqua collection』をテーマにした展覧会となりました。 ![]() 深海を思わせるような青や深緑、沿岸の岩肌のようなベージュ色の器が並び、ギャラリーの雰囲気もいつもとは少し違う感じに。 また、今回は売上の一部をウミガメの生態を守る団体に寄付されるということで、 小さなカメのモチーフをあしらった作品が多く見られました。 お客様も、ふと手に取ったマグカップの中にかわいらしいカメを見つけると、自然と笑顔に。 こんな風に、手にとって笑顔になる器も素敵ですね。 今回は会場の写真がありません…大変申し訳ありません。 次回スティーブさんの個展を開催する際は、ばっちりと写真に収めておきたいと思います。 Gallery St Ives次回の展示会は、場所を東京国際フォーラムに移し、 『アートフェア東京2011』への出展となります。 第5回目の開催となるこのフェアは、古美術・工芸・絵画などジャンルを問わず、100を超えるギャラリーが一度に会するビッグイベント。毎年本当にたくさんの来場者で賑わい、アジアの中でも随一の規模を誇るアートフェアとして注目を集めています。 今回、Gallery St.Ivesは「現代イギリス陶芸作家特集」と題し、クリス・キーナン、カリーナ・シスカート、ジェイソン・ウェイソン、ジュリアン・ステア、ジャック・ドハティ、クライブ・ボウエンの6作家の作品を展示いたします。 陶芸以外のアートにも一気に触れられるこの機会。 お時間ありましたら、是非お越しください。 アートフェア東京のオフィシャルサイトはこちら
~ スタッフ紹介 スタジオメンバー編 ~ リーチ工房のスタジオスタッフは、スタジオで過ごす時間の約半分を作陶主任ジャック・ドハティのデザインによるスタンダードウエアと呼ばれるリーチ工房のテーブルウェアの製作にあて、残り半分の時間で個人作品の製作をしています。現在、スタジオメンバーは3人。アメリカ人、イギリス人、そして日本人の私と女性ばかりのスタジオです。工芸の世界に女性の多いヨーロッパでは、女性の活躍も目立ちます。それぞれ文化背景、作風は違っても、実用の美を作るという方向は同じで、お互いに刺激しあえるスタジオの環境は大きな魅力です。3人で少しおしゃれしてパブに出掛けても、やはり仕事の話をしてしまう私達です。 ![]() キャト・リバシー アメリカ、テネシー出身。磁器土とソーダ釉を得意とし、ろくろにはロックが欠かせません。安定した技術とアメリカ的超ポジティブ思考で工房を支えます。この夏ウェールズのアベリストウィス(Aberystwith)で開催されるセラミックフェスティバルの新進陶芸家候補に選ばれ、また秋には結婚も控え、絶好調です。 ![]() エラ・フィリップス イギリス、サマーセット出身。旅と音楽とハイキングを愛するエラは、世界中を旅しながら器を作るのが夢。 几帳面な性格で、スタジオのスケジュール管理はエラにお任せ。アバウトな他のメンバーを抑えスタジオのバランスを維持してくれます。今興味があるのはクラッシックなイギリス陶器を再現してアフタヌーンティーのセットを作ること。 ![]() 遠藤みどり 静岡県出身。料理への興味から足を踏み入れたやきもの世界。実力以上に運に恵まれるタイプで、リーチ工房初の日本人女性として、スタジオで奮闘中。大好きな仕事ですが、原料も技術も、また食文化も背景も違う国で器を作ることは既存の知識や概念をリセットするような一大事。大いに悩み、学ぶ日々。没頭型のためひとりで集中できるろくろが好き。 ![]() ~道草セントアイヴス~ コーンウォールにはケルト文化と共に、ストーンウォール、ストーンサークルといった石の遺跡があちこちに見られます。セントアイヴスの街から車で10分も走ると、海を見下ろす丘の上に大きな石を積み上げた石舞台のような遺跡があります。 ストーンサークルには、輪になって踊っていた少女たちが石になったという土地の昔話も伝えられています。残された不思議な石たちを眺めながらコーンウォールの歴史に思いを馳せて見るのはいかがでしょうか。 ![]() 海を見下ろすストーンサークル跡 ![]() メリーメイドン・ストーンサークル
昨日に引き続き、今日も夜にかけて雨が降りそうですね。 梅雨も終わりの合図でしょうか。 今日は、5月14日から開催されていた 『柴田雅章&クライヴ・ボウエン 二人展』のレポートです。 柴田雅章さんは兵庫・丹波篠山町に築窯。丹波の土を使いながら、スリップウェアをはじめとした白化粧、飴釉、黒釉などの器を作られています。 おおらかさと繊細さを併せ持ったその器は、物腰柔らかな柴田さんのお人柄がはっきりと表れており、日々の生活にそっと寄り添うようです。 ![]() クライヴ・ボウエンさんはイギリス・北デボンのシェビアに窯を持ち、伝統的なスリップウェアを作り続ける数少ない作陶家の一人。素朴で大胆な彼の器には、難しい技法を使っていないにも関わらず、長年作り続けた者にしか出せない味と深みが表れています。 ![]() 日英を代表するスリップウェア作家のお二人の展覧会ということもあり、会期前から数多くのお問い合わせ・ご予約をいただきました。そして会期初日と二日目の週末にして、それこそ飛ぶように売れていく器たち… お二人の器を首を長くして待っていらしたお客様の、器を目の前にしたときのとても嬉しそうな笑顔。販売する私もとても幸せな気分になることができました。 今回クライヴさんは丹波篠山の柴田さんの窯へも行き、柴田さんと共に作陶&講演会も行いました。 ![]() ![]() 講演会の会場は、柴田さんの娘さんが篠山の武家屋敷にお店を構える「岩茶房 丹波ことり」。ことりの美味しいお食事とともに、和やかな講演会となりました。 ![]()
皆様こんにちは。 梅雨も終わりに近づき、気温も30度を超える日が続きます。 熱中症などの対策を万全にして、スタミナがつくものを食べ、 この夏を乗り切っていきたいものです。 さて、今日は4月から5月にかけて行った 『益子 震災復興支援アピール』展のレポートです。 3月11日に起きた東日本大震災では、栃木・益子の登り窯はほぼ全て崩落。 陶芸家の工房も大きな被害を受けました。 当ギャラリーでもなんとか陶芸産業の復興を支援したく、急遽この展覧会が開催されることになったのです。 今回の出展作家は、鈴木稔、馬場由知子、浜田友緒、松崎健、ユアン・クレイグの5人。 震災でも無事に生き残った作品を持ち寄っていただきました。 ![]() さながら益子の陶器市のように、器で溢れかえっています。 ![]() 3週間以上に及ぶ長期間の展示でしたが、特に作家が在廊する土日にはたくさんの人にお越しいただきました。 会期中の売り上げの一部、そして寄付いただいた義捐金の合計150,210円は、 益子焼復興基金、ならびに益子参考館震災再建基金へ寄付させていただきます。 誠にありがとうございました。 震災からの復興は一朝一夕で成るものではありません。 東北同様、益子の陶芸産業へも息の長い支援を行っていきたいと考えています。
ブログをご覧になっている皆様、初めまして。 この春からギャラリー・セントアイヴスでアシスタントをしています、高見沢です。 まだまだ不慣れなことが多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、3月の震災以来、あっという間に3ヶ月が経ってしまいました。 梅雨もピークを迎え、じめじめした毎日が続きます。皆様如何お過ごしでしょうか。 3月末に出店を予定していたアートフェア東京が中止。急遽開催した『益子震災復興支援アピール』に引き続き、『柴田雅章 クライブ・ボウエン二人展』、『Steve Tootell Aqua Collection』と立て続けに企画展を開催してまいりました。それぞれの様子については、後日順を追ってこちらのブログにアップしていきたいと思います。 現在は常設展。 オーナーは7月中旬までボストンとイギリスへ出張中です。 常設展では、ささやかながら「茶碗特集」を行っております。 ![]() イギリス、そして日本の作陶家による様々な茶碗たち それぞれの個性が光ります ![]() もちろん、茶碗だけでなくテーブルウェアも充実しています ![]() ![]() 雨の日が多く憂鬱な気分になりがちですが、そんな時こそ土や磁器の優しさに触れてみませんか。
ギャラリー・セントアイヴスでは、5年振りとなる「ピーター・シーブリッジ 作陶展」、2月5日にスタートしました。会期は13日までです。5日・6日に続き、12日・13日もピーターさんが来店されます。 ピーターさんは、愛知県・常滑在住のイギリス人陶芸家。来日して16年になります。 昨年夏、イギリスに滞在して、スリップウェアを制作。帰国後は常滑でスリップウェアの制作を始めました。どちらも、約1050度で焼成したイギリスの伝統に忠実なスリップウェアです。 イギリスと日本で作ったスリップウェア、作風の違いをお楽しみください。 ![]() ![]() ![]()
~ 作陶主任 ジャック・ドハティ ~ 新年明けましておめでとうございます。2011年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。本年もリーチ工房便りを宜しくお願いいたします。 さて、イギリスではクリスマスは一年の中でも特別な休日ですが、大晦日のカウントダウンにあわせて花火が打ち上がることはあっても、元旦を祝う行事はありません。 リーチ工房のミュージアムはクリスマスを除く、元旦もオープンしています。 今回のスタッフ紹介はスタジオのボス、ジャック・ドハティです。 ジャックは陶芸家として40年以上のキャリアをもつ名実共にイギリス陶芸界のトップとしてイギリス陶芸家協会の会長を10年以上に渡り務め、イギリス個人陶芸家の発展に尽力してきました。2008年リーチ工房の再建に際しスタジオの作陶主任として、リーチ工房のスタンダードウェアのデザイン、スタジオの運営を担っています。温厚で寡黙、黙って誰よりも働くボスですが、スタンダードウェアのデザイン、品質管理には厳しく、一方スタジオメンバーの個々の作品を見守る目は温かく、常に的確なアドバイスをくれます。 ジャックのスタジオはミュージアムの2階部分、リーチの使用していた部屋です。この部屋からJAZZが大音量で聞こえたら、ジャックが制作に没頭中の合図です。 ![]() ![]() ~道草セントアイヴス~ 街を歩く人影はまばらですが、静かな冬のシーズンは石畳の小さな街を散策するにはうってつけ。小さな街にはたくさんのコーニッシュ・パスティーのお店があります。 パスティーはもとはスズ鉱山の鉱員のランチとして発祥したといわれ、じゃがいも、牛肉、玉ねぎ、かぶの一種ターニップを塩胡椒でソテーしたものを生地で包んで焼き上げたものです。今では中のフィリングはステーキアンドキドニー、チキンクリームやスパイシーなカレー風味まで様々な種類があります。コーンウォールを訪れた際はぜひ本場のパスティーをご賞味ください。 ![]() ![]() ![]() (photo by Mirror, UK)
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